あの陽の光の指す方へ

綺麗に咲き誇る花たち、あなたに捧げて

アルバム『「untitled 」』感想

年に一度の大行事、今年も嵐のニューアルバムが届きました〜〜!!

あと3年ぶりに私名義が当たってくれたので、今年もライブに行けることになりました〜!(友達、お母さん、去年と一昨年は連れて行ってくれてありがとう...!)

しかもめちゃめちゃ凄い日、、、、嬉しいなぁ。今年も色んなことが起こりそうな嵐のライブ、全力で楽しみます!!

 

 

さあ、アルバムの感想へ行きますか。今回は長くなりそうですなあ、、、

 

アルバムタイトルは「untitled 」

非常にツアー含めコンセプトを解釈するのが難しいですが、それも当然、まだタイトルがつけられていない。だから、どんな方向性にもいけるんですよね。翔くんがドキュメンタリーで言ってた360°の意味が曲をひとつずつ聞いていて分かりました。挑戦的な曲調であったり、歌割りが聴こえてきてドキドキワクワクしたし、天下の嵐と言えるくらい色んなことを成し遂げてきた人たちにもまだまだ新境地、それも彼ら自身が高いハードルを掲げて進んでいく世界があったんだなぁと強く思わされました。

 

 

 

 

意外だなぁと思ったのは、全体的に明るい前向きな曲が多かったこと。去年がもうhappyを追求するもので喜怒哀楽色々あるけど嵐でいればhappyだね!みたいなパーっと広がる明るさがあったから、今年は少しシリアスな雰囲気漂わせるのかなぁと思っていて、アルバムタイトルとリード曲「未完」を聴いた時に、やっぱり重い雰囲気漂わせてるなぁと感じていたので、嵐らしい前向きな曲たちに溢れていたことが予想外でもあったし、でも新境地でもらしさを感じられるホッとしてる感じもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.Green Light

疾走感と爽やかさのある1曲目。ノリノリ。

イントロの音がかっこよくてアルバムの始まり感を感じて初見のときワクワクしたなぁ。

暗がりから光が差していくような前向きにここから行くぜ!な曲で歌詞もメロディーも嵐らしさに溢れてる印象がある。バックのインストがカッコいいからカラオケバージョンほしい笑

なんてったって1b松潤、2b相葉ちゃんの裏でやってる低音ヴォイスがとってもいいね。

爽やかにかっこよく踊ってほしい。

 

2. つなぐ

大野さんの『忍びの国』の主題歌でしたね。

和の雰囲気がズッシリと分かりつつもPOPSであるのが面白いなぁなんて。

ダンスがかっこいいよね、みんなキレキレでちゃんと一つ一つの動きを表現してて好き。大野さん振り付けだしね。

 

 

3.「未完」

色んなジャンルの音楽が入り混じっている不思議な曲。初めて聴いた時のあの衝撃は凄まじかった。出来ればその”初めて”をもう一度味わいたいくらい。

嵐の意思表明を受けてそれを再認識するというか、今、そしてその先へ、着実に地に足をつけて歩んできた嵐が歌うからこそ、説得力のある曲になっていると思う。

彼らはしばしばこういう曲では強気で反骨精神バッキバキで見せてくる。

COOL & SOUL や Re(make)able など今の状況そしてこれからへの決意表明的役割を担う1曲として「未完」も考えていいだろうか。これは必ずしも嵐だけを示す曲ではないようにも思うけれど、翔くんが「未完」のラップリリックには自分たちのことが反映されている、というようなことを言っていたはずなので、きっとファンはそう捉えつつ聴いて良いはず、、、、

 

今回はとりあえずラップのところに重点を置きたい。

暗闇から光

”僕らが拓いていく時代”

なんてあの頃はいきがり

今、夢の先の未来

後ろなんて見ない

ただそう前だけしか見ない

目の前には誰もいない

その未来自分次第

 

もう止まれない

時代の流れに飲まれない

自分で自分を育てたいならただただ

ひたすらもがけ ファイト

 

 

 

嵐にはI gonna make my world してほしいし、すでにしているとは思うけど、未完成の「I」を追求してほしい。そのためにはきっと望む方へ、決めた方へRun awayするべきだし、立ち止まることなく進んで行ってほしいな。なんてもっともっと書ききれないほどの、言葉にできないほどの嵐への想いに溢れてしまう。

 

 そして、こんな曲、こんな歌詞を聴いてしまった、知ってしまっては、もう嵐にはついていくしかないんだなとこれまで以上に思わされる。

Do you wanna ride!?の問いに対しての答えは I wanna ride.でしかない。

 

 

4. Sugar

イントロがお気に召すままに似てるなぁ、歌うのすこぶる難しそうだなっていう第1印象の曲ですが、かなりお気に入りです。オシャレだし昔の背伸びな大人曲歌ってた嵐を彷彿とさせるような、はたまた、新しい雰囲気を醸し出しているような、、、。

相葉さんのフェイクがまた新鮮でステキ。

 

 

 

5. Power of the Paradise 

懐かしいなぁ笑 昨年のオリンピックの日テレテーマソングでした。

若い曲だなって感じてました。

馬跳びみたいなことしてたよね??だからか、とにかく若いなあ〜〜アイドル丸出しだなぁって印象でした。

パワーオブザカラダイス。

 

 

6.ありのままで

嵐らしいひたむきに前向きな歌詞とポップでシンプルな曲

ちょっとしたことで元気ない時にぴったり。きっとROCK YOU好きな人は間違いなく好きな一曲です。

大サビ前の翔くんがThat's right come onってところからラップ繋がると思ってた笑

”誰かの足跡たどっていけば 前に進める訳じゃない”

”知らない空 覗きに行こう”

”でこぼこな道だって意味があって続くよ”

”転んではまた立ち上がれ”

 

メイキングのインタビューかなんか他のでで翔くんか誰かが、「俺らにもできるからきっと皆んなにもできるよ」みたいなこのアルバムのメッセージ性のお話をしていた気がするのだけど(あやふや過ぎでしょ)、この曲はまさにそれに当たる1曲ですね。

私は嵐の本人たちが理想(あくまで理想ね。)とする歩み方は一歩一歩着実にだと思っていて、その姿勢はこの曲にぴったりで、それの思い浮かべつつ、リスナーは自分の生活に移していけるのかな、なんて思いました。良い曲。

 

 

 

7. 風雲

アルバムの流れで聞いた時、ロックチューンだからカッコいい系はこれなんだなぁって思ったけど、実は疾走感溢れる盛り上げ系のザ・アイドルソングなことに気づいた。

いや、そう思ってるの私だけかもしれないけど、カッコいいけどライブでアゲアゲ煽り曲だなぁって思った。(パッと同じ系統で思いついたのは嵐だとAttack it 的な、キスマイの今年のアルバム曲のBang Bang BURN です。参考まで)

 

 超やる気満々、本気出してその場にいる女の子全員の心鷲掴みにするんですかね。覚悟してここにおいでよらしいですよ、ライブの序盤で歌ってくれそうな歌詞だね。

ここだけの話、2サビのOh let's have a blastが俺様なんとかって聞こえてて、俺様か、この男強気だもんね、なんて思ってました笑

 

ギターがめちゃかっこよくて、疾走感溢れるブチアゲライブの客煽り受けな曲ですな。ジャニーズらしくて好き。

 

 

8. I’ll be there 

御前〜〜〜〜!

ジャジーで大人なこの曲。シャレオツだよね。

ダンスも複雑そうに見えて単純なことしてたりする見ていて面白い振り付けですよね。ライブで見れるの楽しみにしてます。

 

9. 抱擁

イメージと違った!ドが付くほどのバラードだと思ってた。なんだろう、横揺れな感じの心地の良いテンポ。ビート感も好きだなぁ〜

ミディアムナンバー。

 

はじめのフェイクがまつもっさんが良い声してるね。その後の相葉くんもやっぱり新鮮。相葉さんといえば2bの最後が印象的だった!

Aメロ大野さんの安定感とBメロからの声の重なりに美しさをさらに感じた曲かなぁ。

歌詞はあんまりまだ聴けてないんだけど、、、あんまりストレートな恋ではなさそうだよね。大人の難しい恋かなぁ。あと、歌詞は置いておいて、曲を聴いた時に大人の余裕のある、そして色気を感じるような曲だなぁって感じてた。

 

あとはあれだ!ラップがある!!曲聞く前は抱擁…バラードにラップなのかぁって思ってた笑 こちらも曲自体と同じく歌詞をあんまり聴き込めてないので、ビート感が好みとだけ言っておきます。

 

 

10. Pray

ひとりひとりの、そして重なり合った時の嵐の歌声を美しさを堪能できる曲で、結構メロディラインとかはいかにも"らしい"曲なのかなぁと思います。カップリングにありそう。

大サビ前の大野ソロからの5人ファルセットが素晴らしいね〜〜!!

 

でもやっぱりほかのキャラ濃いからw私の中では目立たない曲になっちゃってる。もっと聴き込みたいな。

歌詞が綺麗だなぁ。

 

 

11. 光

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天使にラブソングを』です。合唱とかゴスペル的なみんなで楽しく明るく歌えそうな曲だから、聖歌隊がシスターメアリークラレンスを中心に自由に楽しく歌ってる姿が印象的な天使にラブソングを思い浮かべました。

 タイトル発表された時は少し重い系のバラードかと思ってたら、メレンゲであれ?想像と違うなあと気づいて、いざ曲を聴いたら本当に”光”で明るい曲で個人的には意外でした。

最初聴いた時から楽しくて後奏の部分とか一人で脳内即興ソロフェイク入れてた笑

 

12. 彼方へ

なんか最初聴いた時に泣いた。Song for youすらも泣く覚悟の曲だと思ってなかったから予想外にグッとくる曲だったから余計に涙腺刺激された。そんなつもりなかったのになあ。曲のノリはパワパラっぽいのに。

初めて聴いてる時、そこまで歌詞に注意して聴いてはいなかったんだけど、Don't stop the musicとかDon't stop dreamingが耳に入ってきた時に、嵐に対する自分の気持ちと重なったような気分で(まあこの曲が必ずしも嵐のことを歌っているわけではないけど)感動してました。

私はこの曲を嵐を思い浮かべて聞いているんだけど、ほんとに彼らの歩み方にピッタリだなぁというか、私ももちろん自分の人生頑張ろうって思えるんだけど、それも同時に嵐も嵐らしくずっと嵐であり続けてほしいなっていう思いにもなる。特別な一曲になりました。

 

 

13. Song for you 

組曲やります、10分超えです、タイトルはSong for you です。って言われた時に新しい試みでどんな面白い曲になるのか期待大だなぁくらいにしか思ってなくて。Mステの時点でも1フレーズだけで、Song for you のyouは ファンを指してる感じにも聞こえるように、、くらいのもっと広く色んな人の共感できる人を想う曲かと思ってたから、まさかさ、ガチガチに嵐の18年間とこれからの決意が込められてて、youとか君とかがこちらを指してくるとは、、、

ニュアンス嵐とファンだよ〜かと思いながら聴き進めていったら、歌詞で引っかかっていって、確信した時にはもう心がぎゅっとして涙が溢れてました。嵐好きで良かったなぁってなんでこんな何度も何度も思わせてくれるんだろう。それもその思いを毎度超えていって。

 

Song for you を語り始めたらキリがないのが目に見えているので今度別エントリーでちゃんと書きます。(こういうこと何度も言って一度もあげてない気がする…)

でもライブ見ると多分また印象が変わるから今私が解釈するSong for youをちゃんと残しておきたいからやります。いや、やりたいです。

 

あ、 散々デズニーデズニー言われてますが、私が初めて聴いたときに思い描いたのは国立競技場でした。

 

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ユニットは書き始めたらまた別で長くなるので、また今度…(これは書かずじまいになる疑惑)

 

 

カンパイ・ソング

 

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そこそこ良い年の大人になってきて(というのはつまり仕事が充実していてそこそこ良いポジションにつけてきたサラリーマンと同世代ってことに繋がるわけなんだけど)、それでも青年のような和気藹々としている雰囲気をなくさない今の嵐だからこそ歌える曲。

楽しいだけじゃないというか、色々ここまでも乗り越えて人生送ってきて、今も状況もそこそこ大変なことにぶつかったりするけど、みんなそうだよね、みんなそうだから、今はそれは忘れてみんなで楽しもうよ!みたいな。

そう考えると なんだか泣ける〜!が、巷では飲みサーソングだなんて言われてるらしいので(私はそれを聞いて反論したくなってる人ですが)、みんなが楽しめるようなワイワイした曲で気持ちが明るくなるね〜楽しいね〜!!!と最終的にはテンション上がってます。嵐らしい明るさで最後締めてるのがなんとも、、嵐だなって思う。アンコールで歌うんだろうなぁ。

 

 

 

まとめ 

 嵐ってほんとに5人で嵐なんだなぁ、ちゃんと横一列で同じ方向に向かって進んでるんだなぁと最近の嵐を見ていて思っていて。他のどのグループよりも5人ってことに大切さを感じている気がする。それぞれが5人のために、平和に行くように、最高であるように、くっつきすぎず気を使いあって互いに遠慮もするけど、活動には一切の妥協はせず。そういう人達だからこそ18年間5人でちゃんと道を歩んでいけてるんだと思うし、30半ばのおじさんになっても楽しそうで幸せそうな雰囲気が続いていく。

 

Japonismでは嵐の原点である日本、ジャニーズと過去を振り返り、Are You Happy?では今の嵐を喜怒哀楽様々な表情を通して表現した。

そして今回の「untitled 」は、無題であり「未完」。非常に捉えにくくてこのアルバムの根底にあるテーマが掴みにくいけど、私は誰もが完璧なスターとする嵐自らが自分達を、自分達のパフォーマンスを未完であるとして、まだまだ先に広げていく嵐としての未来を見据えたアルバムになってると感じます。

 

 

 

彼らも既に視野に入れているであろう再来年の20周年、恐らくそれを超えた後はまた何かが変わる。日本の社会も、嵐の存在のあり方もきっと変わる。そんな中でも嵐らしさを失くさずに活動し続けていくには?

 

私が思うに、今年そして来年をいかに過ごすかって結構大きいんだと思う。近い未来の20周年までにどれだけまた成長していけるか、そしてその先にどうまた嵐としての加速していくのか。

考えすぎかもしれないけど、20周年の分岐点とその先に光を灯し始めたように思います。私達ファンには彼らがこれからどうなろうとしているのか想像もつかないけど、少しだけ嵐の未来光が射して見えてきた気がします。きっと明るい未来、それだけは分かった。多分それだけ分かれば大丈夫。

 

もちろん、いまの5人に出来る最高のパフォーマンスや歌を完璧な状態で届けてくれているけど、先ほど書いたように、それを「未完」だとして、これから先の未来、それも明るいであろう(彼らが明るくしていく)未来に視線が向いていることを指し示している、そんなアルバムだと思います。

 

可能性、希望、夢、嵐の未来は色んなワクワクさせるものに満ち溢れている。それと同時に大きな壁と苦難と辛抱と厳しいこともまぁ当然あるわけだけど。

 

 

いつもバラエティとかで見るとわちゃわちゃ楽しそうにしてる身近に感じられるような愛される存在であるのに、その内側ではこれから先の嵐としての歩み方を真面目に考えていて、かれこれ10年くらい日本エンターテイメントのトップにいるけど、まだまだその座を譲る気なんてなくてもっともっとと燃えてる心があるんですよ?それもちゃんと自分たちの立場を分かっていて丸で全て知っているような冷静さを待ち合わせつつ心を燃やしているように見える。

強すぎない??いやファンの妄想かもしれないけどね、まぁ要するに嵐はロールキャベツ系男子ってことよ。。。(何まとめかた)

 

 

あとはね、嵐の存在はどこまでも無限大に広がっていく気がした。

嵐がアイドルとして活動する期間は有限であること、いつかは終わりを迎えること、それがいつかは分からないけど無限でないことは分かっていて、もちろんこれから先のアイドル嵐の活動はもっともっと色んな人に届いていかと信じていることも含むけど、例えば嵐が今のように活動しなくなっても、ファンの私達の心に存在してるってだけじゃなくて語り継がれて広く続いていく人達だなぁって思った。イメージとしてはもう宇宙の果てまでふわぁぁって開いていてたくさんの人のもとに辿り着いていく感じ。それとやっぱりこれからも新しい道を切り拓いていくつもりなんだなって思った。凄いアイドル好きになっちゃったなぁ。

 

 

いろんな挑戦的なことを取り入れつつもどこか嵐らしさを感じられる、そんなことを思ってたりして、このアルバムは色んなことをやっても嵐の音楽にちゃんとなるんだなぁってことを私に教えてくれた気がします。

 

 

 

嵐は5人が思う嵐らしさと共に(嵐らしさって漠然とした表現だけどね)、歩きたい方向、信じた道を進んで行ってくれればいいなぁ。きっとそこは間違いないよと思えるし、私たちはついて行くだけだから。ファンも外野も、つべこべ言う人が後立たないのは彼らも多分知ってるし、ファンの意見もある程度は伝わってるはずだけど、ファンや世間に媚び売るような活動をするのは嵐らしくないから、この道で勝負しようって思ったところでとことんカッコイイ姿を見せてください。これまでの経験上、ファンの想像を超えた姿を見せて驚かせ、惚れさせて来てるからね。

これから先も嵐に期待してますよ。

嵐についていけば間違いないし、きっと"しあわせはここ(嵐)にある"って信じてます。(一番搾りさーん)

 

 

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長くなりましたが、今年の嵐アルバムの感想エントリーをしめたいとおもいます。Song for youも近々ちゃんと解釈しきった後に出したいと思います。

ここまで読んでくださった方いらしたら、どうもお付き合いありがとうございました。